脳性麻痺5歳児の
・睡眠/休息
・活動/運動
・セルフケア
のアセスメント例ついて義紹介していきます。
活動/休息
睡眠/休息
<アセスメント例>
睡眠時間は十分であるが、中途覚醒や、入眠困難が生じている。原因として、睡眠の習慣が確立されていないこと、母親がそばにいない不安、自宅と異なる慣れない環境で落ち着かないことが考えられる。このままでは、睡眠習慣を確立できなくなる可能性がある。そのため、規則的な時間にベッドに入ることや、なじみのある就寝時間の環境を作ることで安心感を与える必要がある。また、o-4から昼寝が習慣化していないため、日中の活動を過ごすために、昼過ぎまでに終わる約1時間の定期的な昼寝を習慣化する必要がある。
活動/運動
<アセスメント例>
自力での立位や歩行は困難であり、活動範囲に大きく制限がある。原因として、脳性麻痺の影響で上下肢の運動機能や姿勢の異常が生じていることが考えられる。訓練や治療を受けなければ、異常姿勢・運動は時間経過とともに蓄積されてエスカレートし。異常筋緊張の影響により間接拘縮、変形や脱臼などを生じ、痛みや苦痛につながり体力の消耗を招く可能性がある。そのため、訓練の継続や、日常生活場面において、異常な姿勢パターンを抑制し、より正常な運動パターンを促進することを主体としたハンドリングが必要である。
セルフケア
<アセスメント>
入浴、排泄、摂食、更衣のセルフケアが不足している。原因として、脳性麻痺による運動機能の障害や知的発達障害によって日常生活動作の獲得に影響を及ぼしていることが考えられる。そのため、少しずつできることはしてもらうように声かけをして、できない部分の援助を継続していく必要がある。
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