【母性看護学実習】アセスメント 産褥期3:心理・適応過程

帝王切開の術後の産褥期のアセスメントの書き方の例です。

ウェルネスの思考に基づいてアセスメントしています。

産後の心理的変化はどうか

 話している時の表情は明るく、話し方にも問題はないこと、児を抱いている時の表情は明るく、笑顔が見られることより、児に愛着を感じていると考えられる。また、計画的な帝王切開であったことから、帝王切開によって生じる喪失感が生じる可能性や、育児への期待に関する気持ちが希薄になる可能性は低いと考えられる。

母親への適応過程はどうか

 笑顔でⅡ児を抱いたり、Ⅰ児の面会へ行っていることから、児の受容過程は順調であり、母子愛着形成は促進されていくと考えられる。

 また、退院後の家族からの支援が得られるため、退院後の母親役割遂行が問題なく行うことができると考えられる。

産後の心理・適応過程に影響する因子はどうか

  帝王切開、術後経過について理解しており、現在は母親への適応状態にあると考えられる。また、児への愛着がうかがえるため、帝王切開で分娩したことを肯定的に受け止めていると考えられる。

実習での対象となる患者様は、教科書とは異なることも多いと思います。

個別性を出すポイントとしては、複数の参考書を活用し、対象者に当てはまるものを組み合わせていくことが必要です。ネットの記事だけでなく、ぜひ本も活用してください😊

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