在宅実習では、介護者に関する看護計画を立案することも多いと思います。
ここでは、#介護者役割緊張についてご紹介します。
認知症の場合です。
根拠
対象者には、レビー小体型認知症の症状である幻視・妄想が出現している。介護度も高いため、それに伴って、介護者である妻へ身体的・心理的負担が掛かっている可能性がある。
目標
<長期目標>(評価日:6ヶ月後)
可能な限り在宅生活の維持ができる。
<短期目標>(1ヶ月後)
幻視や妄想が悪化しない。
OP:観察計画
- 妄想の程度や内容
- 言動・表情・行動の内容
- 睡眠状況
- バイタルサインを含む全身状態
- 介護者の関わり方
- 介護者の健康状態、自覚症状、訴え
- 介護者の介護に対する思い
TP:援助計画
- 妄想の内容を傾聴し受容する
- 支持的・受容的関わり
- 介護者のストレス、不安、悩みについて聞く
- 社会資源の利用に対する支援(短期入所サービスなど)をケアマネージャーと相談し行う。
EP:教育計画
1.妻に、対象者からの暴言や暴力があった際には連絡をするように伝える。
在宅実習では、個別性について口うるさく言われたので、参考書の看護計画と内容は異なる部分が多いです。
在宅は、個人差がすごすぎて、受け持ち患者さんに当てはまらない部分も多いと思いますが
・参考書をいくつか用意する
・まず、当てはまる計画をパクる
・そこから、いらない部分を削除
・足りない部分を他の参考書から足す
という感じで自分で作り出すのではなく、いろんなとこから情報を集めて主に計画は立てていました。
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