【看護師】HSPに精神科看護師は向いているのか?

私自身、HSPの傾向があり、精神科で勤務しています。

実習で、一般科では看護師が怖すぎることや、残業が多い現実を見て、自分には厳しいと感じ、優しい看護師が多かった精神科に就職を決めました。

現在新卒から精神科看護師を務めて3年目です。

今回は、HSPに精神科は向いているのか?

また、向いている理由・向いていない理由と分けてご紹介したいと思います。

HSPが精神科看護師に向いていない理由

攻撃的な患者が多く恐怖や不安を感じやすい

精神科には、発達障害と統合失調症などを合併している患者さんも多く、薬では抑えることが難しい攻撃的な方も多くいらっしゃいます。

 突然、体格の良い男性患者から怒鳴られたり、椅子などを投げられたり、妄想や被害的な捉え方によるクレームを言われ続けることもしばしばあります。

 HSPである私自身、怒られること、特に大きい声で怒鳴られたり激昂されることはすごく苦手で恐怖を感じ、手が震えるほどです。また、嫌な記憶を忘れにくく、繰り返し頭の中で反芻してしまう傾向にもあるため、怒鳴られた後一旦離れても再度話しかけなければいけない時に陰性感情が強くなり、いつ再度怒鳴られるかと恐怖を感じながら関わっていくことになります。

 他の先輩たちは全く気にしていない方もいるため、HSPである私には精神的ダメージが大きすぎると感じました。

患者の気持ちへの共感性が高いゆえに自分も病みやすい

患者さんが泣き叫びながら不安や恐怖、辛さを訴えて長時間話を聞くことも多いです。その際、起きている間中幻聴幻覚に悩まされている方や、家族関係や生い立ちが壮絶な方など、話を聞いていると、自分自身に置き換えて辛さを想像してしまい、辛くなることもあります。私は、自分のメンタルを守るためにある程度、他人事として割り切って聞くようにはしています。

HSPが精神科看護師に向いている理由

攻撃性が低く繊細な患者には気持ちを共感してくれることを感謝される

自分自身と同じようなHSPタイプの患者さんには、不安を聞いたりして共感できるため、「話しやすい」、「気持ちを分かってくれる」などと感謝していただけることも多いです。やりがいを感じる瞬間でもあります。

残業が少なく、ワークライフバランスを取りやすい

  精神科では、身体科と異なり急変などが少ないため、あまり残業はありません。そのため、仕事の後などは自分の時間が確保しやすく、他の大学病院と比較してもワークライフバランスは取りやすいと思います。

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