脳性麻痺5歳児の
・成長
・発達
のアセスメント例についてご紹介します。
成長
(アセスメント例)
発育状況は身長、体重ともに平均を大きく下回っており、身体の成長度合いにバランスを欠いていると考えられる。原因として、食事が偏食であり、栄養バランスが偏っていること、食事回数が少なく、栄養が不足していること、両親が患児の療育の方法を理解していないことが考えられる。このままでは成長が更に平均を下回る可能性がある。そのため、食事回数や摂取量を増加し、両親に患児の適切な療育方法を説明する必要がある。
発達
(アセスメント例)
日常生活で援助を要することが多く、言葉の遅れもあり、発達が遅延していると考えられる。原因として、脳性麻痺の影響や、両親が患児の扱い方を理解しておらず、適切な療育がされていないことが考えられる。このままでは、発達が退行してしまう可能性がある。そのため、患児に合った補助具を適切に使用できるように援助したり、どんな時でも声かけを行なったり、達成感を自覚させたり、患児の興味があることや趣味を見つける必要がある。
「成長」と「発達」の違いが最初はわからなかっったんですけど、個人的には、
「成長」は身体の発育状況、
「発達」は言葉の発達などという風に分けています。
実習での対象となる患者様は、教科書とは異なることも多いと思います。
個別性を出すポイントとしては、複数の参考書を活用し、対象者に当てはまるものを組み合わせていくことが必要です。
ネットの記事だけでなく、ぜひ本も活用してください😊
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