私は、精神の実習では、アセスメントよりも、日々の記録の方が、書くことがなくて大変でした😭
そこで、デイリーレポートで困っている方へ例をご紹介したいと思います。
本日の実習目標
対象者の現病歴や現在行われている看護、行動やコミュニケーションの様子について知る。
行動計画
- 対象者とコミュニケーションを取る。
- 対象者の感情表現や行動、コミュニケーションの様子について観察する
- カルテから情報収集を行う
観察したことに関しての考察
- 塗り絵のことを「可愛くない。」と言う発言や、「私は赤ちゃんと同じ」、「ごめんなさい」などという発言から、自己評価が低いと考えられる。
- また、作業中に休憩を挟む事ができている事や、ヘッドギアの事やてんかんのことを話していることから、てんかんについて理解できていると考えられる。
- しかし、他患への関わりがあまりないのは、良好な関係性が築かれていない事や、周囲への関心が低下していることが考えられる。
- また、歩行状態が安定しておらず、原因として、骨折の既往や、薬の副作用のジスキネジアが考えられる。
- また、肩の痛みや、肩が上がらないことを訴えており、五十肩が原因である可能性がある。
- 笑顔が見られる事からは、陰性症状が落ち着き、喜怒哀楽の表現が行われている事が考えられる。
実習の中で感じたこと
精神疾患を抱える患者さんと会話をするのは初めてで、陰性症状で無気力な状態や、幻覚・妄想が激しい状態の患者さんを想像してしまっていたが、話をしてくれる方が多く、話好きな方が多いことに驚いた。また、セルフケアも自立している事が多く、塗り絵や折り紙技術はとても高いと感じた。自己評価が低い発言に対して、私は、「そんな事ないですよ。塗り絵、綺麗にできてますよ。」と言う事だけで、発言理由を本人から確認できなかった。きっと、何か理由があって発言をしているのだろうと思った。患者さんの気持ちを聞いて理解する姿勢が大切で、患者さんにも伝わるのではないかと感じた。明日からは、発言に対して、問いかけをして見たいと思う。
私は現在精神科で勤務していますが、患者さんとの接し方は日々悩んでいます。
実習という短い時間の中ではわからないことばかりだと思いますが、学生ならではの感じたことを大切にしてください!
実習での対象となる患者様は、教科書とは異なることも多いと思います。
個別性を出すポイントとしては、複数の参考書を活用し、対象者に当てはまるものを組み合わせていくことが必要です。
ネットの記事だけでなく、ぜひ本も活用してください😊
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