【小児看護学実習】アセスメント(脳性麻痺):泌尿器・消化器系機能

脳性麻痺5歳児の

泌尿器・消化器系機能についてのアセスメント例をご紹介していきます。

泌尿器系機能

 排尿回数が正常であり、排泄も正常にされているため、尿が生成され、膀胱に送られて排泄される過程に問題はないと考えられる。しかし、o-1から、排泄されても伝えることができていないと考えられる。原因として、排泄に対する感受性が低いことが考えられる。このことは、排泄されていても気づかずに、清潔を保てなくなることにつながる可能性がある。そのため、汚れたオムツを交換する際に、「すっきりしたね」などの言葉で表現する必要がある。

消化器系機能

 腸蠕動運動が弱いと考えられる。原因として、運動量が少ないことが考えられる。蠕動運動が低下すると便秘につながるため、積極的な歩行訓練や、他動的な下肢の運動を取り入れる必要がある。

脳性麻痺などで運動機能が障害されることで、消化機能に影響が出ることも考えられます。

 影響を与えている因子も考えてアセスメントできると良いと思います。

実習での対象となる患者様は、教科書とは異なることも多いと思います。

個別性を出すポイントとしては、複数の参考書を活用し、対象者に当てはまるものを組み合わせていくことが必要です。

ネットの記事だけでなく、ぜひ本も活用してください😊

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