【小児看護学実習】アセスメント(脳性麻痺):知覚/認知

脳性麻痺5歳児の

感覚/知覚

認知

コミュニケーション

についてのアセスメント例を紹介します。

感覚/知覚

<アセスメント例>

 他者の言葉の知覚は正常にできていると考えられる。しかし、o-5より、両側に麻痺があり、痛みや痒みなどの知覚が困難であると考えられる。このことによって、身体に障害が加わったことや、感染などの発見が遅れる可能性がある。そのため、入浴や更衣時に皮膚などの観察を十分に行う必要がある。

認知

認知

<アセスメント例>

  場面に合わない言葉の表出があることもあるが、簡単な言葉なら理解できていると考えられる。そのため、具体的な名称をはっきりと発音したり、ジェスチャーなどを交えたりして、患児が認知しやすいようにする必要がある

コミュニケーション

<アセスメント例>

 コミュニケーションの過程に問題が生じていると考えられる。このことで、相手に患児の意思の疎通ができずに、ストレスを感じる可能性がある。そのため、具体的な名称をはっきりと発音したり、ジェスチャーなどを交えたりして、患児が認知しやすいようにし、患児の言葉の表出はゆっくり待ち、理解したことを伝えて、要求が伝わる楽しさを教える必要がある。

実習での対象となる患者様は、教科書とは異なることも多いと思います。

個別性を出すポイントとしては、複数の参考書を活用し、対象者に当てはまるものを組み合わせていくことが必要です。

ネットの記事だけでなく、ぜひ本も活用してください😊

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