今回は、病棟実習での学びについてご紹介します。
病棟実習から学んだこと
私は1週間の病棟実習を通して、コミュニケーションを取る時は、患者さんに関心を示し、相手を理解しようとする姿勢が重要であるということを学んだ。実習中、患者さんとたくさんお話をする機会があった。最初は患者さんに私が自分から質問をした後に、返答をもらって、そこから話を深めることができずに次の話題に変えてしまっていた。このままでは、相手のことを深く知ることは難しいと感じたため、1つの話題を深めることを心がけた。最初に、患者さんが「ご家族と年に2回会っている。」ということを聞くことができた。そこで、ご家族の面会の頻度を知ることができたが、ここで話を変えずに、面会に来ているのか、外泊をするのか、どんな人とどんなところに行くのかなどを尋ねた。すると、楽しそうにたくさんの思い出を語ってくれた。その後には、ご家族のたくさんの写真を見せてくれ、ご家族の紹介もしてくれた。深く話していくうちに、患者さんの表情がどんどん明るくなっていく様子が観察でき、ご家族のことがとても好きだということを知ることができたため、話が続きそうにないからと焦って話題を変えるのではなく、患者さんの一言にも関心を持ち、相手のことを知ろうとすることで患者さんの思いを知ることができると感じた。このことは精神科の実習だけでなく、今後の生活の中でも活かせると思うので、相手の思いを知りたくても難しい時には心がけていきたいと思う。
実習での対象となる患者様は、教科書とは異なることも多いと思います。
個別性を出すポイントとしては、複数の参考書を活用し、対象者に当てはまるものを組み合わせていくことが必要です。
ネットの記事だけでなく、ぜひ本も活用してください😊
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