脳性麻痺5歳児の
・身体的安楽
・環境的安楽
・社会的安楽
のアセスメント例についてご紹介します。
身体的安楽
(アセスメント例)
現在は疼痛などの不快症状の表出は見られない。しかし、言葉の遅れがあり、疼痛などを他者に伝えることができないと考えられる。このことによって、不快症状に気づくことができずに、身体的安楽が保てなくなる可能性がある。そのため、患児の表情や行動を観察していく必要がある。
環境的安楽
(アセスメント例)
初めての集団生活や両親との分離、同年代の子供との関わりも初めてであり、環境的安楽が保たれていないと考えられる。このままでは、ストレスを感じ、不眠などにつながる可能性がある。そのため、患児が楽しめるような遊びをさせたりし、ストレスを軽減できるような環境を作っていく必要がある。
社会的安楽
(アセスメント例)
他児との関わりがないが、興味がなく、孤独感を感じていると考えにくい。他児との関わりに興味が持てるように患児の好きなことを一緒にさせてみる必要がある。
施設で過ごす障害児にとっては環境的安楽はとても重要だと考えられます。
また、現在は身体的な安楽障害がないにしても、言葉の遅れなどから身体的安楽が保てなくなる可能性も生じるのではないかなと思います。
実習での対象となる患者様は、教科書とは異なることも多いと思います。
個別性を出すポイントとしては、複数の参考書を活用し、対象者に当てはまるものを組み合わせていくことが必要です。
ネットの記事だけでなく、ぜひ本も活用してください😊
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