今回は、溶血性貧血に対する退院指導のパンフレットの内容の例を紹介します☆
退院後に気をつけること
体を冷やさない服装
👣足元→靴下➕レッグウォーマー➕スリッパ
👚服 1枚目 ヒートテックなどの汗を吸い取り、伸縮性がある肌着。
2枚目 肌着との間に若干の隙間ができるサイズ
綿やウールなどの素材で裏起毛などであれば尚暖かい!
3枚目 ニット、スウェット、フリースなどの空気をたくさん含む素材
アウター 裏地がついていて、防水加工がしてあれば、なお良い!
🎩🙌*その他 マフラー、手袋、帽子
👖*長袖長ズボンを着用しましょう
眠るときの注意点
電気毛布や湯たんぽを使用しましょう。火傷には気をつけてください。
シャワーでも体を温める方法
まず足から温める
たらいを使って足湯をしながらシャワーを浴びはじめ、髪を洗う間もそのまま浸かっていましょう。
また浴室自体の温度が低いと、その分、体も冷えてしまうので、寒い場合は30秒でもシャワーを出し続けて、浴室を温めてから服を脱ぎましょう。
全身シャワー+タオル浴
髪や体を洗っている間は、シャワーを全身浴のように高い位置にし、全身を温めるようにお湯を浴び全身を温めます。
その際、首元にたたんだタオルを置くと、温かいお湯を吸うことでスチームのように蒸気で首元を温めることができます。
タオルは冷えないようにお湯を浸し続けましょう。
背面や腰を温める
腰は冷えやすい部分なので、洗顔をしたりコンディショナーを塗布している間、腰まわりにシャワーを当て、しっかり骨盤まわりの血流を高めましょう。
集中的に足の付け根を温める
脇の下、脚の付け根はリンパ節ですが、お湯が当たりにくい部位なので念入りにシャワーを当てて温めていきます。
体調が悪くなったらすぐに受診しましょう🏥
倦怠感、めまい、動悸、息切れ、食欲低下、頭痛などの貧血の症状や、他にも体調が悪いと感じたら、我慢せずに病院へ行きましょう。
感染予防をしましょう
・手洗い(ここには、衛生学的手洗いの絵を載せました。)
マスク、歯磨きもしましょう
こんな感じで、体を冷やさないことが大切なので、冬だったということもあり、このようなパンフレットにしました。
実習での対象となる患者様は、教科書とは異なることも多いと思います。
個別性を出すポイントとしては、複数の参考書を活用し、対象者に当てはまるものを組み合わせていくことが必要です。
ネットの記事だけでなく、ぜひ本も活用してください😊
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